大正琴は繊細な楽器です
「ボタンの動きが悪い」と行った修理依頼がありますが、ボタンの間隔の狭い3と4や、7と高い方の1の両方に滑り止めをはめたり、テナーやベースの低音部の指が届きにくいからと、ボタンの付いている金属の板(キー板)を曲げてしまったことが原因というケースが多いようです。
滑り止めは間隔の狭いボタンには無理にはめないようにしてください。
特にキー板を曲げることは、メーカーとしてあまりお勧めできません。
理由は、キー板を曲げることにより垂直に狂いが出て、キー板が行き来する木の溝に引っかかり易くなるだけでなく、曲げた箇所の強度が落ちるため、正しくボタンを押せなかったときなどに大きく変形してしまう可能性があるからです。
それでもキー板を曲げないと演奏に支障がある方は、ペンチなどを使ってキー板の木の溝を行き来する部分が動かないよう固定し、できる限りボタンの近くを曲げるようにしてください。
滑り止めは間隔の狭いボタンには無理にはめないようにしてください。
特にキー板を曲げることは、メーカーとしてあまりお勧めできません。
理由は、キー板を曲げることにより垂直に狂いが出て、キー板が行き来する木の溝に引っかかり易くなるだけでなく、曲げた箇所の強度が落ちるため、正しくボタンを押せなかったときなどに大きく変形してしまう可能性があるからです。
それでもキー板を曲げないと演奏に支障がある方は、ペンチなどを使ってキー板の木の溝を行き来する部分が動かないよう固定し、できる限りボタンの近くを曲げるようにしてください。

2014.10.17 Friday | 耳寄り情報PickUp | trackbacks(0)